東京都庭園美術館は皇族である朝香宮の皇子が建てられた
建物です。ここは年一回だけ建物内が公開されます。
建物の研修という名目でやってきました。
最寄りの目黒駅を降りると高層ビルが建ち並び
以前とは趣が異なったような感じ。
庭園美術館ではこの日「1933年の室内装飾」という企画展で、
まさに建物のできた1933年当時のアール・デコと呼ばれる
装飾美が施された館内を観ることができました。
それまでの優雅で装飾性の高いアールヌーボーとは代わって
機能性や直線美を重視する作風がアールデコと言うようです。
普段は美術館というと30分も見て回ると疲れてしまうのですが
この日は飽きずに楽しむことができました。
(2019.7.20見学)